|略歴
1964年 奥田エイメイ、大阪に生まれる。
1990年代 現代演劇の舞台演出に携わっていた想芸館代表の奥田英明(浮遊体アートの発明者)が、
舞台美術として、水槽の中で不思議な輝きを放つ未知の生命体を表現したいと考えたのが、浮遊体アートの生まれるきっかけとなりました。
そのころ仕事としては電気メーカーの研究者で人工筋肉を研究するテーマを立ち上げ、テーマリーダーとして研究に打ち込みました。
テーマ創出期に自ら学んだ様々な材料に対する基礎知識が、後に浮遊体アート製作の基礎となりました。
電気メーカーでは10年勤務し、その間、研究開発・特許製作の仕事を行ってきました。
1999年 平成不況によって研究テーマは打ち切りになり、それを機に退職。
美術ギャラリー浮遊代理店を設立。ユニークなギャラリー設計や運営方法が話題を呼び、様々なメディアで紹介されていきます。
ギャラリーに集うアーティスト・デザイナーらからの刺激が奥田エイメイのアート活動の力の源泉になっています。
浮遊代理店の階段側ギャラリーの裏側カフェ・バーのスペースに置いた浮遊体アートの原型が
クラゲそっくりで面白いと評判を呼び、徐々に口コミで広がっていくきっかけとなっています。
1999年 マドレーヌ1号が完成。
水中パラシュートのような形状を狙っています。
水よりも少し比重を軽く調整した浮遊体アートが傘を開いて、ゆったりと水中を上昇します。
このマドレーヌ1号は毎日新聞の一面で紹介されました。
2001年 マドレーヌ3号が完成。
スカート状の薄膜が美しい仕上がりです。読売新聞の一面を飾り、NHKのニュースでも紹介されました。
2001年9月 マドレーヌ3号が大賞を受賞。
大阪インターナショナルギフトショーに出展して、新製品コンテストで大賞を受賞しました。
2003年1月 記憶の捏造展
浮遊体アートの進化の2種類の過程
(1)空の星から生まれたマドレーヌ3号
(2)地面から生え出したキノコから生まれたマドレーヌ3号
をパラレルワールドとして展示しました。
2003年8月 ソウル市主催の現代アート展に、浮遊体アートが招待されました。
浮遊体アートのオリジナル作品と共に、キムヨンチョル教授とのコラボレーション作品が展示されました。
2004年1月 生命の捏造展
マドレーヌ3号を最小単位とした、様々な生命の形を展示しました。
2004年8月 テレビ東京系「たけしの誰でもピカソ」
アートバトル2004 第2回大会でみごとチャンピオンの座を勝ち取りました。
2005年5月 第32回AU芸術国際ベネチアビエンナーレ選抜展 原田の森ギャラリーにて出展。
神戸市長賞をいただき、ベネチアビエンナーレ出展への切符を手にする。
2005年6月10日〜15日の期間、ベネチアにて出展いたしました。
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